17年ほど前、TPD見た後の次の平日とまったく同じ感触が私を襲っています。

TPDのライブがあまりに面白すぎて楽しすぎてうれしすぎて、電車に乗ってても街を歩いても仕事をしていても、なにもかもが「嘘」のような気がしてなりません。「うつろな」状態というのを十何年ぶりに経験しました。

一応は、ちょっと前のメンバー含めた打ち合わせのときに、似たような軽い脱力感はありましたが、それが十何年ぶり前の「うつろな」状態だとはそのときには気づかなかったんですね。

だから、昨日なんか、電車に乗っていると、TPDの楽しい思い出ばかり考えてるの。街を歩いてても、なんだか現実のような気がしない。この現実は嘘で、本当の現実の自分はTPDと一緒にいた時間の中にこそあるような感覚。

仕事してても、仕事はやってはいるんだけど、なんだか落ち着かないというか、ふと気を許すとTPDのことばかり考えて、ときどきニヤけてしまう自分がいたりして。

水着のグラビアアイドルを取材しててもどこか心はうわの空。水着のアイドル見ればふつうに戻ると思ったのに、実際はそうならなかったことにショックを受けてます。

この状況を一般の人でもわかりやすい言葉に言い換えるなら「恋の病」みたいなものなんでしょう。好きで好きでたまらない彼女との思い出を想像しながら「また会いたい」と思う気持ちを抑えきれない、といった感覚といったら、わかってくれるかもしれません。

そうなんだ、やっぱり私はTPDを“溺愛”してたんだ、というのが昨日・今日になってあらためてわかった感じです。

「最後に愛したアイドル」はTPDのメンバー(あえて誰とはここでは書きませんが^^;)だったことにやはり偽りはなかったみたい。たとえ目の前のAKB48の子にひととき夢中になることはあろうとも、どうもそれとこれとは別なんだということを確認させられました。

今、AKB48に毎日のように通い続けられる人の気持ちとたぶん同じになっているのかもしれませんね。

AKB48や彼女ならばまた会いたいときに会えるだろうし、ルイード時代のTPDだったらまた土曜になれば会えるんだけど、今度彼女たちに会えるのはいつなのかもさっぱりわからないのが、とてもつらいところです。

しばらくすればこの「うつろな」状態からも解放されるんでしょうが、十何年ぶりに味わった“あの感覚”を少しの間だけ楽しんでみることにしますかね。……なんかため息が出ます。

GOLDEN☆BEST 東京パフォーマンスドール
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