2011年6月4日に東京ドームシティホールで行われた「見逃した君たちへ〜AKB48グループ全公演〜」 A3rd『誰かのために』公演(NMB48チームN)の感想です。

【出演】小笠原茉由、門脇佳奈子、岸野里香、木下春奈、小谷里歩、近藤里奈、篠原栞那、上西恵、白間美瑠、福本愛菜、松田栞、山田菜々、山本彩、吉田朱里、渡辺美優紀、山口夕輝(森彩華休演)

【ユニット曲】
「Bird」(山本、岸野、山口)
「投げキッスで撃ち落せ!」(近藤、小谷、白間、吉田、渡辺、木下)
「蜃気楼」(小笠原、山田)
「ライダー」(福本、上西、篠原、松田、門脇)
「制服が邪魔をする」(篠原、山本、山田、渡辺、白間、小笠原、近藤、岸野)

【アンコール】
E1 「絶滅黒髪少女」(初披露)
E2 「青春のラップタイム」
E3 「AKB48メドレー」
E4 「NMB48」
E5 「誰かのために- What can I do for someone-」
【ニックネーム対照表】(NMBファンはとうにご存知ですが、原稿中出てくるため参考までに。この際だから覚えてください)
小笠原茉由……まーちゅん
門脇佳奈子……かなきち
岸野里香……りかにゃん
木下春奈……はる(本ブログでは「きのはる」とします)
小谷里歩……りぽぽ
近藤里奈……りぃちゃん
篠原栞那……かんちる
上西恵……けいっち
白間美瑠……みるるん
福本愛菜……あいにゃん
松田栞……しおきち
山田菜々……なな(本ブログでは「菜々ちゃん」とします)
山本彩……さや姉
吉田朱里……アカリン
渡辺美優紀……みるきー
山口夕輝……ゆっぴ
森彩華……あーにゃん

★東京初ホール公演〜SKE48劇場、AKB48劇場と比べて


名古屋SKE48劇場、東京AKB48劇場、福岡Zepp Fukuokaと出張公演をしているので、ステージは堂々とやっていました。

福岡には行けませんでしたが名古屋と東京の出張公演は見てきたのでそのざっくりとした感想を先に。

■名古屋公演(昼)
名古屋はMCが絶好調でした。久しぶりに声を出して笑い転げました。これこそがNMBの持つトーク力というものでしょう。ステージの横幅は難波と比べて狭いですが、特に戸惑った感じはなかったです。

■東京公演(夜)
「聖地」のせいかメンバーが意外と緊張してました。とはいえ、徐々に自分のペースを戻してきた感じでした。終演後ほんの少しの時間ひとことだけ聞いてみたのですが、名古屋よりは緊張しなかったみたいです。

さて今回のTDCホールも終わってみれば特に気になることなくわりと安定したパフォーマンスを見せてくれたように感じます。こういうのは経験値がモノを言いますから。

難波のNMB48劇場では何やら「嘘っぽい」というか「しらじらしい」感じに見える振り付けが、こういう広いホールで見るとピシッと決まっていてすがすがしい気持ちでした。私感ですが、振り付けの先生はこういう広い場所でも通用するような振りを教えていたのではないかとちょっと感動。

前半の全体曲の感想としては、アカリン、まーちゅん、かんちるが張り切っていて、みるきーはいつものように釣ってる、しおきちまた緊張してる、ゆっぴ動きがまだ少しなまってる(当初の切れがない)と取材ノートに書いてあります。

ユニット曲でもかんちるは振り間違えをしたりかなきちはリズムより先に動いてしまったりと、やっぱり緊張してたんでしょうね。MCもわりと使われたネタをしていて東京のファンは満足でも関西から遠征に来たファンにとっては少し物足りなかったかもしれないです。Sきち(松田)、Mにゃん(福本)というニックネームが客席には受けているようでした。

★後半を振り返って


後半は調子が上がってきたのもあって、いつもの調子で盛り上げることができたようです。

難波の劇場だとアンコールの「AKB48メドレー」だけが盛り上がるという傾向にあったのですが、そういうこともなく、「絶滅黒髪少女」「青春のラップタイム」で素直に盛り上がったのが良かったです。

特に誰かが目立ってたというよりはわりと全員が頑張った感はありましたので、「誰かのために」に関してはほぼ完成したと見ていいでしょう。初めて見たAKB古参ファンも納得していたようです。

この日は特に心配することもなかったのでまあまあ安心して見ることができましたし、AKBやSKEのファンに見せても恥ずかしくない堂々としたパフォーマンスだったと思いました。