今回は特に新しいことが書かれているわけではありません。
そして以前に書いたことから新しく「ひらめいた」こともあるわけでもありません。

でも、「今、ここで書いておかないといけないような気がする」と、6月最後の研究生公演を見てから早一週間。どんどん時間は経ち、新しいニュースが起き、そのときの気持ちが記憶から忘れられていくのに逆らって書きとめておかないといけないと一大決心をし、すべての作業をストップしてブログに向かっている次第です。
今年の選抜総選挙でかおたん(松村香織さん)は言いました。

「まだまだSKE48研究生、知られていません。

私よりももっとかわいい子、ダンスがうまい子、引っ張ってくれる子、裏で支えてくれる子、いっぱいいっぱいいます。だからちょっとでもいいので、みなさんSKE48研究生のことをサイトとかで調べたり劇場公演に足を運んで48グループ正規チームに負けないぐらいの勢いなので、研究生と松村香織をよろしくお願いします」


AKB48 27thシングル選抜総選挙レポート(3) ネクストガールズ(33位〜48位)参照)

今の5期が出演する研究生公演は2月の初日と関西方面に出張中の5月1日に見ました。SKE48 LIVE ON DEMANDも見られるときには研究生公演を優先して見ています。

なぜ、そんなにがっついて見ようとしているのかにはいくつか理由があるので、それを残してまとめておきたいと思います。

1. 向上心があるから


SKE48研究生は正規メンバーと比べればうまくて揃っているわけでもないかもしれません。

それでも研究生公演を生や配信で見て思うのは、本人たちが公演を良くしていこうとしている気持ちがしっかり伝わってくること、そして公演そのものを「自己満足」じゃなく楽しんでいる点がとてもいいと思っています。

経験値が上がると力をセーブしたりバランスを取るようになってきて、ある意味、それが「プロ」の証なのかもしれませんが、見てる側としては、個人的にはそういうのは好きではなく、メーターを振り切ったようなパフォーマンスを見せてくれると「あの子がこんなに一生懸命やってるんだから私も頑張ろう」となるんだと思います。それはあくまでも個人的な好みの話ですが。

公演を見慣れていない人や1回1回のパフォーマンスの出来の良し悪しをさほど気にしない方にとっては気にすることでもないのかもしれませんが、どうせ見るならいいものを見たいし、楽しく、前向きにやっているものを見たいというのは、「限られた残り時間」の中で生きている私たちにとって切実な願いでもあるのです。

多少良くない回があったとしても、前向きに公演をやれているという現状は見ている私たちにも希望をもたらしてくれます。それが私の好きな「会いたかった」のセットリストだと余計にそう感じるのかもしれません。

今の研究生公演の「(出演者同士の)公演中のアイコンタクト」は見ていて本当に微笑ましいです。「自己満足」じゃないんです。「ほどほど」なんです。その違いをわかっていただける方はいらっしゃるのでしょうか。

「メンバー同士のアイコンタクト」はいろんなことを私たちに教えてくれます。その意図の全部がわかるわけではありませんが、客席から見ていて、何かを合図する場合もあれば、笑顔の交換の中にいろいろな意味を込めるときもあるでしょう。

場合によってはやりすぎなときもありますが、その関係性や行為も含め公演の一部としてリアルに見えてきます。なので、出演者たちが個人的に自分たちが楽しんでいるだけじゃだめで、そういう行為もショウの一部となっていることを認識しておく必要があると思います。

とはいえ、アイコンタクトの行為そのものも「プロ化」してしまうとそれはそれで面白くない。

今のSKE48研究生公演での出演者同士のアイコンタクトは、その関係性や出演者同士の結束を見る上でとても大切なことを教えてくれています。

「仲がいい」だけじゃなく、「みんなで良くしていこう」「今日の公演を精一杯楽しもう」という気持ちがアイコンタクトだけでもわかってきます。それは彼女たちに夢があり、その夢の一歩目はそんなに遠い先ではないところにあるからという理由もあるのかもしれません。やりすぎてふざけてるように見えるアイコンタクトが極端に少ないことも好感が持てます。

2. 「チーム」だから


前にも書きましたが、今の研究生をパフォーマンスの面で大きく引っ張っているのは斉藤真木子さんであることは誰も異論はないと思います。

でも研究生のクオリティを上げているのは真木子さんだけではありません。いぐっち(井口栞里さん)も研究生のお手本となるクオリティで研究生を引っ張っています。5月いっぱいで卒業した今出舞さんも、BUBKAのインタビューにあるように、真木子さんが直球で厳しいことを言い放ったあとのケアをたくさんしていたそうです。

2期生の鬼頭桃菜さん、内山命さん、3期生の松村香織さん、4期生の犬塚あさなさん、小林絵未梨さん、水埜帆乃香さんらも5期生と非常に馴染んでいて、でもただ馴染んでいるだけでなく、公演の全体のクオリティを上げるための見本として背中を見せているからいいんだと思います。

そう、もはやSKE48研究生はひとつのチームのようになっているのです。それが言いたいのです。

公演に出る喜び、プロとしてやらなければいけないこと、チームとして全体がどう見えるかを考えながらやらなければいけないこと、そういったことを先輩が後輩に教え、先輩は教えることで学び、成長し、後輩は先輩に少しでも近づけるように努力する……それが公演を通してはっきり伝わってくるのです。これが「チーム」でなく何なんでしょう。

ここで比較はやめておきますが、今のSKE48研究生はAKB48グループが忘れかけていたものをはっきりと示してくれているのです。ほかのチーム、ほかのグループのチームや研究生も、ぜひ彼女たちの「姿勢」を見てほしいんです。

きっとそういうことに気づいている方も実はたくさんいて、いろいろなところで言われているはずなんですが、松村さんが言うように「まだまだ知られていない」のが現状なのでしょうね。私がここで力説したからと言ってどうなるものでもないですが、研究生公演は感動を与えてくれるから好きです。

前回のエントリーで「未来の扉」について書きましたが、5月1日に見たときには、またもやグレードアップしていました。

歌詞の理解がとにかくすごいんです。というか表現がすごいと言えばいいのでしょうか。
曲が持っている世界観を表情や表現で表そうと一生懸命なところがいいです。
2期、3期、4期、5期、それぞれキャリアが違うから差は出てしまうけれど、それぞれの経験をもとにその世界を出そうとしているところが感動します。それこそが「チーム」なんだなと感心しました。

3. 今しか見れないから


チームS、チームEには欠員がありますので、いずれ近いうちに昇格の発表があることでしょう。

「推し」ているそれぞれのファンにとってはやはり昇格はひとつの道しるべ。一歩先に進んだということといえるでしょう。

研究生の層の厚さや将来性を考えると何人かはすでに正規メンバーと変わらないパフォーマンスができてるうえに、フレッシュでやる気もあるので人気もある状況です。

いつかそういう日が来るのはわかっているし、ひとつのところに留まらず進んでいかなければならないので、昇格発表があった後も、今のような伸び伸びとした研究生公演が見られるかは実際わからないです。

だからこそ1回1回が愛しいのです。

本人たちは昇格したから態度は変わらないとは思うけど、どういう風に新しいチームに馴染んでいくのか、先輩たちはどのように受け入れてくれるのか……過去のいろいろな例を見ながら心配ではありますが、本人たちの夢に近づくためなので、それも遠くから見守るしかありません。

おまけ 斉藤真木子さんがすばらしいから


自分の思いをそんなに口にしない真木子さんですが、真面目なことは後輩にもちゃんと伝えているようです。それでも頭から押さえつけるような形ではなく、どこか憎めない隙があるので、後輩も突っ込みやすいみたいです。

人一倍努力して、多くのポジションのアンダーをこなし、最もSKE48らしいパフォーマンスで魅了してくれる真木子さんが「研究生」というのは正直おかしな話です。

そんなことは運営サイドも百も承知でしょう。ファンもなりゆきを固唾を呑んで見守っている状況なんじゃないでしょうか。

忙しくてON DEMANDを見る暇がなくても「今日は真木子が出るから見ようかな」という気にさせてくれる。そんなアイドルはなかなかいません(笑)。いろいろ気にしているうちに彼女のことが好きになってしまったのかもしれませんね。

そんな真木子さん、昨日のAKBINGOで放送されたように宮本亜門演出ミュージカル「ウィズ〜オズの魔法使い〜」主役ドロシーオーディションの最終オーディションに進むことができました。

仲谷明香さん、梅田彩佳さん、増田有華さん、中村麻里子さん、NMB山本彩さんと斉藤真木子さんです。研究生としてはただ一人、SKEからもただ一人です。

http://www.parco-play.com/web/play/wiz/audition/でやや控えめな(笑)意気込みの動画が見れます。7月2日が最終オーディションです。

どういう結果になろうとも、自分らしさを出し切って、この経験を次に生かしてもらいたいものです。

そして、今日、6月28日は真木子さんの18歳の誕生日。

おめでとう。いろいろつらいこともあっただろうし、これからも苦難も待ち受けていると思いますが、自分を信じて、自分の進むべき羅針盤を自分の心にしっかり持ってこれからも頑張ってもらいたいと思います。

見ている立場としては何かできるけでもなく、ただ真木子さんの頑張ってる姿を見て元気をもらってるだけで何もお返しすることができないんですが、そんな思いで見ているファンは結構いるんじゃないかな、って思います。

言葉がうまく見つからないけど、そうだなぁ……。

「ちゃんと見てますよ」

っていう言葉で誕生日のお祝いのメッセージとさせていただきます。